レース展望・予想

金沢

2023年03月28日

好材料が揃うナリノヴィエンヌ「スプリング特別」(金沢競馬)

月、火曜日の2日間連続で開催されている今週の金沢競馬は、3月28日(火)に5日目が行われ、2022年度のフィナーレを迎えます。メインカードは第8レースの「スプリング特別」(A1級二組・A2級、金沢競馬場1900メートル)で、勝ち馬には4月23日に行われる重賞「金沢スプリングカップ」(1500メートル)への優先出走権が与えられます。

◎5 ナリノヴィエンヌ(セン5、佐藤茂厩舎)は開幕戦のA1級二組で、4コーナー外を回って直線半ばで先頭に立ち、外から伸びてきたキョウワスピネルの猛追をアタマ差抑えて、冬休みを挟みながらも連勝を飾りました。中央では2着2回と未勝利止まりでしたが、昨夏に金沢入りしてからはここまで9戦7勝と快進撃が続いています。冬場は小松温泉牧場で乗り込まれたとあって530キロ台まで馬体も絞れてきており、休み明けをひと叩きされたことで調教の動きも上向いています。1900メートル戦は金沢に来て初めてになりますが、レース終盤に一気にコーナーを駆け上がってくる勝ちっぷりから、さらに距離が延びるのはプラスで、ここも勝って重賞初挑戦を果たしたいところです。

○4 キョウワスピネル(牡8、加藤和義厩舎)は約3年ぶりに金沢へ戻って来て、再転入初戦の開幕戦から勝ったナリノヴィエンヌをアタマ差まで追い詰める2着と健闘しました。A1級からの再スタートは条件的に厳しいかと思われましたが、名古屋をはじめ門別や岩手を転戦し各地でもまれたことで、以前よりも末脚に磨きがかかった印象があります。こちらも金沢で1900メートル戦は初めてになりますが、同じ距離で争われた名古屋の準重賞で2着まで伸びてきており、問題はなさそうです。今回もナリノヴィエンヌをにらみながら追走して一緒にコーナーを駆け上がっていければ、ゴール前逆転までありそうです。

▲1 サエチ(牝4、高橋俊之厩舎)は開幕戦のA2級一組も逃げ切って、昨年11月から4戦連続で連対中と好調ぶりを見せつけています。1900メートル戦は3歳重賞のMRO金賞で4着以来で、さらに相手も強くなりましたが、最内枠から先手を主張して自分のレースに持ち込めるなら、粘り込みが図れるかもしれません。

△6 シンボリフラッシュ(牡5、佐藤茂厩舎)は開幕戦でナリノヴィエンヌ、キョウワスピネルに次ぐ3着でした。スタートで出遅れたり、道中で走る気を失ったり、乗り難しい面はありますが、昨年末に2000メートルの中日杯で4着まで追い上げてきた内容から、今回の条件なら上位争いに加わってきても不思議ではありません。

△11 スリーマイトコーズ(牝5、菅原欣也厩舎)も開幕戦は4着と後方からいい伸び脚を見せていました。追い切りの動きは上向いており、今回も後方で脚をためることができれば直線浮上してくるかもしれません。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 5⇔4・1・6・11(8点)
3連単(フォーメーション) 5→4・1・6・11→4・1・6・11 4・1・6・11→5→4・1・6・11(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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