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レース展望・予想

金沢

2023年05月02日

ショウガタップリの相手探し「ノトキリシマ賞」(金沢競馬)

ゴールデンウィーク期間中の金沢競馬は月、火曜日の2日間連続で開催されており、5月2日(火)のメインカードは最終第11レースの3歳牝馬による重賞「第4回ノトキリシマ賞」(3歳牝馬、金沢競馬場1500メートル)になります。昨年までは出走できるのが金沢デビュー馬限定で重賞の条件としては微妙でしたが、今年から撤廃されたことで、春の3歳牝馬ナンバーワンを決める相応しい一戦になりました。

◎4 ショウガタップリ(高橋俊之厩舎)は冬休み明けでも3歳準重賞の若駒賞を快勝して、デビューから無傷の8連勝を達成しました。2着馬との着差こそ3馬身でしたが、向正面半ばから抑えきれない手応えで先頭に立つと、早めに並び駆けてきた快速牡馬を3〜4コーナー手前であっさり退けた勝ちっぷりにはまだ余裕を感じました。それから1カ月以上レース間隔は空きましたが、4月に入ってからはほぼ毎週追い切り時計を出しており、ゴール前で強めに追った25日は自己ベストを更新する好タイムを叩き出しています。久々だった前走時に比べて身のこなしは明らかに上向きで、地元の同世代牝馬同士なら能力は断トツに抜けていることから、今回もどんな勝ちっぷりを見せてくれるか注目です。

焦点は相手探しで金沢コース2走目となる○3 スカイピース(中川雅之厩舎)を抜てきします。鋭い末脚を武器に前戦地の高知では2勝しており、転入初戦となった前走の3歳A1級(1700メートル)でも後方追走から一気にコーナーを駆け上がって勝ち馬に迫る2着と連対しました。金沢入りしてからあまり時間がなく軽めの調整だった前走時とは一変して、今回はしっかり追い切りがかけられており、動ける態勢が整っています。1500メートル戦でも勝負どころから長くいい脚を使って、初対決となるショウガタップリを追い詰めることができれば、今後の3歳重賞路線で楽しみな存在になります。

▲9 ダイヤモンドライン(佐藤茂厩舎)も忘れてはいけません。冬休み明けから3歳A1級で3、2着と勝ち切れていませんが、2歳重賞の金沢ヤングチャンピオンではショウガタップリに直線半ばまで食い下がって2着に粘り込んでおり、地元の同世代牝馬同士なら力量上位の存在です。追い切り時計もだんだん詰めてきており、今回もショウガタップリを終始マークして連絡みを狙ってきそうです。

△8 ピンクビジョン(加藤和宏厩舎)も2歳重賞の金沢プリンセスカップではショウガタップリの2着と健闘するなど2歳時には掲示板を外さない続けていました。開幕戦で出走取消したため今回が今季初戦となりますが、追い切りは順調にこなしており、堅実な差し脚で次位争いに加わってきそうです。

△5 サザンフルーヴ(金田一昌厩舎)は川崎から転入してきてまだ連絡みはありませんが、前走のJRA条件交流戦では勝ち馬に離されたのものの、後方追走から直線伸びて4着まで追い上げてきました。2歳時に北海道で2連勝した実績から潜在能力はありそうで、ショウガタップリが早めに先頭へ抜け出して後続を大きく引き離す展開になれば、混戦の次位争いから抜け出してくるかもしれません。

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馬単 4→3・9・8・5(4点)
3連単(1軸流し) 4→3・9・8・5(12点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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