名古屋
2023年05月02日
DG・2勝目なるかドライスタウト「かきつばた記念」(名古屋競馬)
5月2日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「第25回かきつばた記念JpnIII」(名古屋競馬場1500メートル)。
地方、JRAの精鋭スプリンター12頭がフルゲートで激突するスピードバトル。例年以上に激戦ムードだが、2月の中央・フェブラリーステークスGIでも4着と好勝負したセンス馬、◎12 ドライスタウト(牡4、栗東・牧浦充徳厩舎)に期待だ。新馬戦から3連勝で全日本2歳優駿JpnIを優勝した素質馬は、昨年11月には中央のオープンを勝利。そしてGI初挑戦だったフェブラリーステークスGIでは好位確保からしぶとく粘り込んで4着。ダート一線級相手でも見せ場を作り、備わる地力を示してみせた。1年ぶりに地方へ矛先を向けた遠征戦のJpnIII。手ごろな相手に変わり、ダートグレード2勝目をうかがう。
同じ4歳馬の○8 ウィルソンテソーロ(牡4、美浦・小手川準厩舎)も魅力がいっぱい。ダートに転向するや未勝利から4連勝したポテンシャルの持ち主。前走の初のオープンでは伸び切れなかったが5着入着は能力の証。ハンデ56キロは相対的に有利と言える。初の地方遠征で重賞制覇も可能。
安定感上位は昨年の2着馬▲7 ヘリオス(セン7、栗東・西園正都厩舎)。昨年は未勝利に終わったが、JBCスプリントJpnIでの3着をはじめ、高く安定した先行力は交流重賞で折り紙付き。前走・黒船賞JpnIIIも2着。もちろん馬券に欠かせない。
今年に入ってからの2走はともに14着大敗に終わる△2 テイエムサウスダン(牡6、美浦・蛯名正義厩舎)の取捨もポイントになる。トップハンデ61キロで楽な戦いとは言えないが、重賞V5のキャリアはメンバー中ナンバーワン。流れに乗って運べれば一撃だ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 12⇔2・5・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 12→2・5・7・8→2・5・7・8 2・5・7・8→12→2・5・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)