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好調リックトラチャンを連軸視「鵜舟特別」（笠松競馬）

5月10日（水）の笠松競馬メイン第11レースは「鵜舟特別」（3級1組、笠松競馬場1400メートル）。

勝ち負けレベルの地力馬ぞろいだが、それぞれに一長一短がある。難解な一戦も軸に一番ふさわしいのは好調◎5 リックトラチャン（牝、森山英雄厩舎）だ。休養明け当初は詰めの甘いレースが目立ったが、気温の上昇とレースを使われるたびに確実に良化。3月の3歳2組をアタマ差ながら快速逃げで待望の初勝利を飾ると、4月の2組も力で押し切りV。そして前走は初の1組特別参戦をハイペースの流れを2番手で追走。早めに先頭に立つ積極ランで3/4馬身差2着の好内容で大きくアピールした。近2走はともにマイル戦で、脚質的に200メートル距離が短縮する1400メートル戦はセールスポイントの先行力が生きる舞台。近況ムード一番のリックトラチャンに連軸の期待だ。

上積みの大きさ魅力は○7 クラベルブランコ（牝、田口輝彦厩舎）。前走3歳1組は約4カ月半ぶりの実戦ながら好位でしぶとい粘りを披露。結果こそ4着も勝ち馬からコンマ2秒差といきなり勝ち負けしたのは力の証明だった。2歳時には岩手重賞・寒菊賞で3着に突っ込んだ実力派。ひと叩きされた効果で中間の追い切り気配が明らかにアップした。前進必至だ。

反撃を狙うのが▲10 タイセイシャルム（牝、後藤佑耶厩舎）。前走当地5戦目にして初めて連対を外したが、不良馬場が影響したか。スタートもいまいちで道中の行きっぷりがひと息だった。ただ前走1走だけで見限るのは早計だろう。

展開に注文は付くが、直線勝負に持ち込めば△3 ロッソ（牡、後藤正義厩舎）の一撃は十分。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　5⇔2・3・7・10（8点）
3連単（フォーメーション）　5→2・3・7・10→2・3・7・10　2・3・7・10→5→2・3・7・10（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）