名古屋
2023年06月02日
地元馬相手で巻き返すメイショウシルト「エメラルドオープン」(名古屋競馬)
6月2日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「エメラルドオープン」(A級1組、名古屋競馬場1500メートル)。
勝ち負けレベルの馬が多く激しいVバトルが繰り広げられそうだ。しかし自己条件に戻れば、堅実駆けに定評ある◎5 メイショウシルト(牡5、角田輝也厩舎)がやはり中心。ここ2走は8、6着と、ともに見せ場なく終わるが、地方全国交流重賞にダートグレード参戦での難敵相手で度外視できる。今年に入り、年始の重賞・名古屋記念3着を含めて、地元馬相手では5戦すべて馬券貢献。しかも3走前には快速アオイスイセイを捕らえて、同距離のA級1組を初制覇と、めきめきと力を蓄えている。雨馬場が問題ないタイプなのも強みになる。
実績で上回るのが重賞級の力を持つ○9 コンビーノ(牝4、竹下直人厩舎)。メイショウシルト同様に前走は初のダートグレード挑戦で崩れたが、地元のA級1組特別では3戦連続連対中。一番の成績を残す切れ者だ。ひと息入った2カ月ぶりの実戦で仕上がり途上面もあり、評価を割り引いたが、有力なV候補に違いない。
距離短縮を歓迎は▲2 グリグリグリタロウ(牡6、川西毅厩舎)。前走は不得意の1700メートル戦ながら0秒1差3着に突っ込み、改めて復活ぶりをアピール。実績ある距離に戻ってもちろん勝ち負けだ。
南関東実績十分△7 ファルコンウィング(牡6、今津博之厩舎)に、調子を上げてきた△6 ベガスストリップ(牝5、角田輝也厩舎)の一撃も十分。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔2・6・7・9(8点)
3連単(フォーメーション) 5→2・6・7・9→2・6・7・9 2・6・7・9→5→2・6・7・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)