兵庫
2023年06月02日
重賞級の好メンバーが集結も主役はビナサクセス「初夏特別」(園田競馬)
2日(金)の園田競馬メイン第10レースに「初夏特別」(A1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎6 ビナサクセス(牡5、柏原誠路厩舎)は前走のJRA条件交流こそ50キロの軽量馬に押し切られたが、当時は56キロを背負っており6キロ差があれば致し方なし。1分28秒台で走っており負けて強しといえる内容だった。レースセンスの高さは重賞級のメンバーがそろったここでも群を抜いており、道悪も問題なし。力強く抜け出す。
○4 コウエイアンカ(セン8、保利良平厩舎)は夏馬らしく調子が右肩上がり。昨年の同時期は1230メートルを中心に使われていたが、今年は昨年2着だったサマーチャンピオンJpnIIIへの参戦を予定しており1400メートルを中心にローテーションが組まれている。ただし今回は事前の天気が雨予報。かなりの雨量が見込まれるだけに後方一辺倒では展開が厳しいか。位置取りが鍵になる。
▲10 ハナブサ(牡6、森澤友貴厩舎)はリフレッシュ放牧を挟んで始動戦を迎える。気性的に鉄砲は利くし、馬格のある馬ではなく道悪適性は高い。昨年の金沢スプリントカップを制したようにこちらも夏場は得意。好位から運べるようだと逆転までありそうだ。
☆3 タガノプレトリア(牡8、新子雅司厩舎)は抜け出すとソラを使うところがあり勝ちみに少し遅いタイプだが、内でじっくり脚をためることができれば末脚を発揮できる。
△2 シヴァージ(牡8、橋本忠明厩舎)は使うごとに調子が上向いており、今回は馬体が絞り込めているようだとさらなる前進がありそうだ。水が浮くような馬場だとスピードを発揮できるだろう。
△7 ケンジーフェイス(牡5、中塚猛厩舎)は脚質的に道悪が得意ではないが、末脚の切れ味はここでも引けを取らない。
<おすすめの買い目>
馬単 6→4・10・3・2・7(5点)
3連単(1軸流し) 6→4・10・3・2・7(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)