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兵庫無敗ホテルカリホルニアが断然「兵庫馬事畜産特別」（園田競馬）

8日（木）の園田競馬メイン第11レースに「兵庫馬事畜産特別」（A2B1、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎7 ホテルカリホルニア（牡6、柏原誠路厩舎）は2走前と同じく前走も強力な逃げ馬タガノオボロの対決だったが、直線できっちりと差し切って兵庫で無敗の10連勝を達成し、A2昇級を決めた。さらなる相手強化で試金石の一戦にはなるが、まだまだ走りっぷりには余裕が感じられるため難なく突破できるだろう。体質的にあまり強くないため夏前の締めを飾る一戦になりそうだが、秋につながる走りを期待したい。

○2 エイシンリヒト（牡5、坂本和也厩舎）は転入当初からテンの速さが魅力的。ここ2走は1分31秒を切る好時計で連勝しており軌道に乗ってきた。こちらも昇級戦になるが、今回は主戦の田中学騎手が騎乗できず、新人の山本屋太三騎手とのコンビになった。3キロ減を生かしてビッグチャンスをものにできるか。

▲8 フローラルドレス（牝6、石橋満厩舎）の前走は勝ち馬の切れ味に屈したものの、転入2戦目で道中の反応は良化していたし、1400メートルの距離短縮もプラスに出た。今回も1頭強力な馬がいるが、再転入3戦目でさらに上位を目指す。

☆6 バウチェイサー（牡4、新子雅司厩舎）は今回もすんなり2番手から運ぶことができそう。ここ2走は昨年の兵庫ダービーを制した頃の走りに比べると若干物足りない印象もあるが、気で走るタイプだけにいつ変身してもおかしくない。

△5 ニネンビーグミ（牝4、松平幸秀厩舎）の前走はスタンド前発走の1230メートル戦で、ゲート内でイレ込んでしまい発馬が決まらなかった。今回は走り慣れた1400メートルで、4コーナー奥の発走地点なら大きく出遅れることはないだろう。2走前の中央挑戦の反動がなかなか解消されずに前走は状態も万全ではないように見えたが、今回の方が状態は良さそうだ。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　7→2・8・6・5（4点）
3連単（1軸流し）　7→2・8・6・5（12点）

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）