名古屋
2023年06月16日
距離延長を味方にジョブックルーチェ「伊佐木特別」(名古屋競馬)
6月16日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「伊佐木特別」(A級3組、名古屋競馬場1700メートル)。
各馬に一長一短があって確かな本命馬は不在。混戦Vバトルだが、ゆったり流れる中距離戦が得意な◎2 ジョブックルーチェ(牝5、今津博之厩舎)から狙いたい。A級昇級後は【1・1・0・3】。B級時に披露した早めの抜け出しで振り切る走りはできなくなったが、コンスタントに好勝負を演じてみせる。前走4着も遠征での重賞参戦で、しかも短距離戦。後方から直線追い上げ、悪い内容ではなかった。中央時の主戦場や北海道での3連勝はいずれも中距離。200メートルの距離延長は上積み材料になる。またコレと言った強敵不在のA級3組参戦でもある。連軸期待だ。
同様に、中距離の1700メートルを歓迎するのが○4 ハローマイキー(牡5、安部幸夫厩舎)。今年に入り、ひと伸びが足りず掲示板止まりに終わるが、忙しい距離である1500メートル参戦が多いのも一因。中距離になれば持ち前のしぶとさが生きてきそうだ。
展開と馬場が向いた面もあったが、前走の▲6 グラスピエーナ(牝6、宮本仁厩舎)の鮮やかな差し切り劇は光った。再度好位で流れに乗ってレースを進めれば、連勝も可能。
△7 リョウガ(セン6、伊藤勝己厩舎)は転入後成績いまいちだが、中央時や南関東時の戦歴からもっと上位で活躍していい。直線勝負に持ち込んで持ち前の差し脚爆発と行きたい。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔4・6・7・9(8点)
3連単(フォーメーション) 2→4・6・7・9→4・6・7・9 4・6・7・9→2→4・6・7・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)