岩手
2023年06月20日
重賞連勝なるかノーブルサターン「一條記念みちのく大賞典」(水沢競馬)
20日(火)水沢競馬メイン第12レースは岩手伝統の「第51回一條記念みちのく大賞典」(水沢競馬場2000メートル)。
◎8 ノーブルサターン(牡9、板垣吉則厩舎)は赤松杯は過去最高体重の影響もあったのか4着に終わりましたが、ひと叩きされて動きが一変。シアンモア記念を優勝し、当地重賞3勝目をマークしました。水沢2000メートルも桐花賞を制していますし、元々がゆったりと流れる中距離向き。重賞2連勝を飾り、マーキュリーカップJpnIIIへも弾みをつけたいところです。
○10 ゴールデンヒーラー(牝5、佐藤祐司厩舎)は栗駒賞から始動。順当に勝ち上がり、シアンモア記念1番人気に支持されましたが、逃げ一杯で6着。陣営のコメントにもありましたが、2走ボケだったかもしれません。昨年のみちのく大賞典はクビ差2着に惜敗。今度こそ古馬のビッグタイトルを手にするか注目。
▲2 ヴァケーション(牡6、畠山信一厩舎)は今季初戦、赤松杯で逃げの手に出て2着。ひと叩きされてシアンモア記念連覇へ臨みましたが、馬群に沈んで7着。馬場が合わなかったのが敗因か。距離延長も問題なく、仕切り直しの一戦を迎えました。
△12 グローリーグローリ(牡8、菅原勲厩舎)は中央オープンから転入戦の赤松杯を快勝。続くシアンモア記念は5着でしたが、トライアル・あすなろ賞を完勝。軌道修正に成功しました。ネックは2000メートルへの対応ですが、うまく流れに乗れれば克服十分。
△3 スズカゴウケツ(牡6、千葉幸喜厩舎)はシアンモア記念で2着に気を吐き、高配当を演出しました。あすなろ賞4着でしたが、時に大駆けを秘めています。
<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 8・10・2 8→12(7点)
3連単(フォーメーション) 8・10→2・8・10・12→2・3・8・10・12(18点)
(文/松尾康司)