名古屋
2023年07月26日
復調パピタの連勝なるか「かんむり座特別」(名古屋競馬)
7月26日(水)の名古屋競馬メイン第12レースは「かんむり座特別」(B級1組、名古屋競馬場1700メートル)。
勝ち負けレベルの馬が多く混戦模様も、復活なった◎3 パピタ(牡4、錦見勇夫厩舎)から狙いたい。昨年の東海ダービー3着馬で、3歳5月時に古馬とのA級5組特別で連対した実力派だが、今春復帰後は下級条件のC級戦でも失速が続いた。しかし2走前のC級2組で久々に馬券貢献する3着に粘ってキッカケをつかむと、前走B級8組ではレースを力強く支配。9馬身差完勝と鮮やかな逃げ切りで復活をアピールした。500キロを超える大型馬でストライドが大きく、復帰後初の中距離・1700メートル戦が好走をもたらしたのだろう。条件が強化され、好調なライバル揃いだが、過去の戦歴からB級1組特別もまったく問題なし。前走に続いて好成績を残す1700メートル戦も望むところ。強力な先行ライバルが不在で、再度マイペースの逃げが可能な構成利も見込める。2連勝へ、おのずと期待が高まる。
一方、直線勝負に持ち込めば好調の○5 キタノトゥイスト(牝4、戸部尚実厩舎)に出番が到来。典型的な差しタイプで、なかなか頭まで突き抜け切れなかったが、転入4戦目の前走B級4組では積極的な位置取りが奏功し、直線シャープに差し切り当地初勝利を飾った。さばきやすい7頭立てもプラス要因。互角のV候補と言える。
前走展開がはまった感もあるが、上がり3ハロン37秒9の鋭い決め脚で追い込んだ▲1 トミケンプラセール(セン6、瀬戸口悟厩舎)も再度切れ味勝負に持ち込めば連勝可能。
また崩れることなく好調をキープし続ける△7 スラストリバーサー(セン5、井手上慎一厩舎)は3連単候補に欠かせない1頭だ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔1・2・5・7(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・2・5・7→1・2・5・7 1・2・5・7→3→1・2・5・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)