レース展望・予想

笠松

2023年08月31日

移籍2戦目ヒルノロワールの連勝か「晩夏特別」(笠松競馬)

8月31日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「晩夏特別」(B級1組、笠松競馬場1600メートル)。

勝ち上がり対決の好調馬によるハイレベル戦。なかでも勝ちっぷりの良さが光った◎6 ヒルノロワール(牡4、後藤佑耶厩舎)に大きな魅力を感じる。手探りの面があった転入初戦は、内の2枠から大外まで持ち出すロスがありながら好位に取りついて流れに乗った。勝負どころの最終3コーナーこそ若干ズブさも見せたが、直線に入ると一変。向山牧騎手が追い出すと一気に闘志が点火し、メンバー最速の上がり3ハロン38秒3をマークする鋭いキレで突き抜け、絶好のリスタートに成功した。芝ながら中央で1勝をマークした底力の再証明だった。小回りのダートでも対応できることを前走で示し、環境やコースなど多くの慣れが見込め、上積み材料に事欠かない移籍2戦目。相手は強化されたが中央戦歴から引け目はまったくなし。連勝へ当然期待がかかる。

牝馬限定戦ながら前走のA級2組特別を勝ち切った○3 マルヨミニスター(牝4、柴田高志厩舎)も有力V候補だ。こちらも中央戦歴上々で、ダート1勝クラスの中距離(22年7月・新潟1800メートル)で3着入着を果たした実績派でもある。2連勝中と勢いもあり、互角のV候補だ。

勝って同条件と参戦アドバンテージがある▲2 メイショウセントレ(牡6、栗本陽一厩舎)も差はわずか。B級昇級直後は足踏みしたが近2走を先行快勝劇で飾る。三度流れに乗ってレースを運べば3連勝も可能。

穴は△7 ルーラーザクイーン(牝6、笹野博司厩舎)。休養明け4カ月ぶりの戦線復帰も、予定していた前回が台風接近で競走取り止めになり、復帰戦が延びて仕上がりが進んでいる。休養前にB級3戦で2勝を挙げた地力派で、一発十分。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 6⇔1・2・3・7(8点)
3連単(フォーメーション) 6→1・2・3・7→1・2・3・7 1・2・3・7→6→1・2・3・7(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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