レース展望・予想

兵庫

2023年08月31日

重賞V2狙うマミエミモモタローvs.新鋭フェリシス「兵庫若駒賞」(園田競馬)

31日(木)の園田競馬メイン第11レースに「第16回兵庫若駒賞」(2歳定量、園田競馬場1400メートル)が行われる。

◎4 マミエミモモタロー(牡、諏訪貴正厩舎)が新設重賞の兵庫ジュベナイルカップから連勝を狙う。初出走は逃げ切りだったが、前回は好位の内で脚をためて、4コーナーで前が壁になり外へ持ち出すことはできなかったが、再度内へ入れると鋭く突き抜けて2歳馬離れしたレースセンスを見せつけた。前走後はここを目標に調整されており状態は万全。今回も好位から運ぶレースになりそうだが、何が何でもハナを主張する馬が見当たらず逃げも可能。いずれにせよ自分のペースで運べそうだ。

初出走から連勝を狙う○7 フェリシス(牝、石橋満厩舎)が強敵。初出走では人気を二分したフロイデントレーネを3コーナーであっさりかわして楽勝。抜け出してから遊ぶ面は見られたが、1度レースを経験したことでその面も改善されるだろう。レースセンスではマミエミモモタローと引けを取らないだけに、逆転までありそうだ。

▲5 スタビライザー(牡、長南和宏厩舎)は兵庫ジュベナイルカップ4着で初黒星を喫した。大外枠で距離ロスが響いたこともあるが、3〜4コーナーで外へ張る面が出てしまい幼い面が出てしまった。今回もそこが課題になりそうだが、前走のような速いペースにはならず落ち着いた展開になりそうで、追走は楽になる。前々で競馬ができれば巻き返しがある。

☆6 ベラジオケンシロウ(牡、栗林徹治厩舎)は初出走でマミエミモモタローからコンマ4秒差の2着。1番人気を背負った前走の未勝利戦は伸びを欠き3着だったが、相手に合わせて走ってしまう面が災いした。今回は併せ馬でびっしり追われており、実戦で一変しそうだ。

△8 ゼンダンノハゲミ(牡、飯田良弘厩舎)は能力検査では世代トップクラスの動きを見せていただけに初出走2着は案外だったが、発馬で外へヨレてしまい、道中の追走でもフワつく面が出て力を出し切れなかった。追い切りの動きは上位と遜色なく、大一番で素質が開花するかもしれない。

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馬単 4→7・5・6・8(4点)
3連単(1軸流し) 4→7・5・6・8(12点)

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

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