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春二冠健闘のマロンアイスが中心「けやき杯」（名古屋競馬）

8月8日（火）の名古屋競馬メイン第11レースは準重賞「けやき杯」（3歳、名古屋競馬場1700メートル）。

勝ち負けレベルの馬が多く激しいV争いが期待できる。しかし、三冠戦線でも好勝負を演じる◎8 マロンアイス（牡、川西毅厩舎）がやはりV筆頭だ。重賞初挑戦だった駿蹄賞でいきなり2着、そして東海ダービーでも大いに見せ場を作って4着に健闘した。ともに勝ちにいく積極的な走りを披露。タラレバだが東海ダービーも、馬場の重たいインコースを終始通ったことが末脚の粘りに響いたものだった。大一番後は放牧に出され、目標を今月末にある三冠ラストの岐阜金賞に見据える。余裕残しの仕上がりが想像できるが、最終追い切りでは上々のタイムをマーク。まずまずの状態で参戦できそうだ。新興勢力相手に力の走りでねじ伏せ、ラスト一冠獲りへアピールするか。

○6 クフィール（牡、今津博之厩舎）も駿蹄賞3着、ぎふ清流カップ2着と実績十分。前走はC級2組ながら古馬相手に余裕の勝利で一蹴している。1走ごとに力をつけており、厩舎サイドが将来性を高く期待する好素材。V肉薄だ。

勢い魅力は転入後、無傷の4連勝を飾る▲9 イーヴンキール（牡、藤ケ崎一男厩舎）。4戦すべて鋭く抜け出し、快勝で飾る決め脚自慢。初の準重賞挑戦でどんなレースができるか、目が離せない。

しぶとい先行力と粘りが真骨頂の△4 ダンシングラブリー（牝、竹下太厩舎）も馬券に欠かせない1頭。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　8⇔1・4・6・9（8点）
3連単（フォーメーション）　8→1・4・6・9→1・4・6・9　1・4・6・9→8→1・4・6・9（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）