兵庫
2023年08月17日
距離短縮でナムラコマチが末脚発揮「加東で乾杯!山田錦デー」(園田競馬)
17日(木)の園田競馬メイン第11レースに「加東で乾杯!山田錦デー」(B1B2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎11 ナムラコマチ(牝5、玉垣光章厩舎)は昨年秋にB1を連勝していたが、そこから6戦して未勝利、2着5回で足踏みをしている。堅実な末脚は評価されるべきだが6戦のうち4回は逃げ切りを許しており、脚質的に前残りになると厳しい。今回は1230メートルに矛先を向けてきたが、そこまでの強力な先行馬が不在で差し切り可能とみた。
○1 ニコシーナ(牝7、盛本信春厩舎)は前走55キロを背負って2走前のように鋭く突き抜けることはできなかったが、勝ち馬があまりにも楽に逃げたことで最後までなかなか差が詰まらなかった。今回は昇級戦になるが、近走の内容なら力は通用する。内で脚をためて直線で抜け出してくる。
▲9 カルラファクター(牝4、保利良平厩舎)は前走、ニコシーナの末脚を封じて逃げ切った。2走前はハナを奪われて伸びを欠いたように、現状は前走のような逃げる競馬ができないとモロい面が出てきそうだが、前走を勝った勢いを信頼したい。
☆7 デンコウハピネス(牝7、尾林幸二厩舎)は得意の夏場でソニンクヴァースやメイプルプリンといった強力な牝馬を相手に善戦を続けている。近走は先行力を見せており、距離短縮でもうまく対応できそうだ。
△3 グランプリワン(牡7、森澤友貴厩舎)は3カ月半ぶりの前走で1400メートルを選択してきたが、最後は脚が止まっておりさすがに距離が長かった。川原正一騎手と初コンビで折り合いがつくようだと巻き返しがありそうだ。
△10 ペルチャン(牝5、新子雅司厩舎)はなかなか以前のような粘りが見られないが、調子落ちはなく楽に逃げられるかどうかだけ。隣枠のカルラファクターを制してハナまで行ければチャンスがありそうだ。
<おすすめの買い目>
馬単 11→1・9・7・3・10(5点)
3連単(1軸流し) 11→1・9・7・3・10(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)