笠松
2023年08月17日
参戦有利ロジェの連勝なるか「赤茉莉特別」(笠松競馬)
8月17日(木)の笠松競馬メイン第9レースは「赤茉莉特別」(3歳1組、笠松競馬場1400メートル)。
上位馬の評価差わずかで激しいV争いが期待できる好カード。ただ軸という点では勝って同条件と参戦アドバンテージがある◎10 ロジェ(牝、田口輝彦厩舎)が一番ふさわしい。マイル戦では距離の壁で粘りが甘くなるが、当地1400メートル戦では一変。前走の3歳1組特別がそうだったが、高く安定した先行力と粘りを発揮し、3戦2勝、2着1回と決まって勝ち負けを演じてみせる。前走同様、相手の動向がうかがいやすく流れに乗りやすい外枠スタートもプラスに作用する。相手は骨っぽくなったが、1400メートル巧者が連軸にぴったりだ。
そのロジェを前走で負かしたのが○6 レンダリング(牡、森山英雄厩舎)。距離はマイルだったが、中団から直線鋭く頭へ突き抜けた末脚のキレは際立った。中央1勝馬と能力の裏付けも十分。直線勝負に持ち込めば再度差し切りへ。
転入初戦を早め先頭から押し切って快勝した▲2 ウィスティンガー(牡、藤田正治厩舎)も高評価が欠かせない。こちらはレベルの高い南関東地区で新馬勝ちを収めた好素材。前走は3歳2組だったが、好位から抜群の手ごたえと脚色で絶好のリスタートを飾った。コース、環境慣れなど多くの面で上積み材料がある移籍2戦目。あっさり連勝を飾っても驚けない。
スタートに課題は残るが、しぶとい走りに好感が持てる△3 イロゴノミ(牡、加藤幸保厩舎)も馬券に必須の1頭。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 10⇔2・3・6・8(8点)
3連単(フォーメーション) 10→2・3・6・8→2・3・6・8 2・3・6・8→10→2・3・6・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)