名古屋
2023年08月24日
前走内容に将来性感じるミトノウォリアー「若駒盃」(名古屋競馬)
8月24日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「若駒盃」(2歳名古屋デビュー馬限定、名古屋競馬場1500メートル)。
名古屋の若駒2歳の今年初めて開催される準重賞に厩舎期待の好素材がスタンバイ。まだキャリアが浅く、力関係がハッキリしないだけに波乱要素十分の一戦も、新馬戦の勝ちっぷりに将来性を感じた◎4 ミトノウォリアー(牡、角田輝也厩舎)から狙いたい。スタートこそいまいちだったが、岡部誠騎手の仕掛けにうながされてスピードに乗ると、フォームが沈み、脚さばきがいっそう軽快に。そして余裕ある手ごたえで4コーナーを先頭で回り、直線半ばから流しながらも55秒9の好タイムで悠々6馬身千切って絶好のスタートを飾った。中1週のローテーションのため軽めの追い切りメニューも、素軽い脚さばきから好調をキープしていることが見て取れる。ポイントは距離延長となる1500メートル戦だが、余裕十分の前走の勝ちっぷりと走りから不安より期待感の方がまさる。
勝ち時計平凡も、味のある新馬勝ちだった○5 ウインジャック(牡、倉地学厩舎)にも魅力いっぱい。スタートセンスがよく、追われてしっかり伸びた末脚の良さは光っていた。こちらも初距離だが克服できそうだ。
実績上位はただ1頭の3勝馬▲1 リンクビーナス(牝、榎屋充厩舎)。放牧明けのミニ充電効果で、初距離に対応できるかがポイントになる。
一方、距離経験の強みがあるのは△2 ハーピークオーレ(牝、角田輝也厩舎)。初勝利まで5戦を要したが、自己ベストを大幅に更新した前走の優秀な勝ちタイムが評価できる。再度、自分のペースで駆けられれば連勝が狙える。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔1・2・5・7(8点)
3連単(フォーメーション) 4→1・2・5・7→1・2・5・7 1・2・5・7→4→1・2・5・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)