兵庫
2023年08月30日
末脚自慢揃うも中心はニシノダンテ「いい味出してる。淡路ビーフ」(園田競馬)
30日(水)の園田競馬メイン第11レースに「いい味出してる。淡路ビーフ」(A2B1、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎4 ニシノダンテ(牡8、山口浩幸厩舎)は2走前に単勝万馬券の低評価をあざ笑うかのような差し切りを決めると、前走は重賞2勝馬ニネンビーグミにあと1歩のところまで迫るクビ差の2着で、2走前が偶然ではないことを示した。今回も内にパー、中にポケットロケット、外にスマートメイスといった快速馬がいて、流れが味方しそうだ。主戦の大柿一真騎手は2日間の騎乗停止で乗り替わりになるが、廣瀬航騎手なら心配はいらない。
○8 ナムラコマチ(牝5、玉垣光章厩舎)の前走は初めての1230メートルで強敵カルラファクターを差し切った。手前を替えてからの伸びは抜群で、距離短縮がプラスに出たようだ。今回は昇級戦で末脚勝負に徹するとみられるが、好位から運ぶ自在性もあり、展開に左右されない強みがある。
▲9 スナークスター(セン7、木村健厩舎)は前走からホライゾネットを着用しており、最後まで集中して走ることができている。決め手勝負になるとこの馬も引けを取らない。
☆3 ゼンダンリュウ(牡5、飯田良弘厩舎)は前走の勝ち時計こそ平凡だが、ここ2走はメンバー最速の上がり時計をマークしており調子の良さが光る1頭。今回は57キロを背負っており、ここ2走のような末脚を使えるかどうかだが、勢いは軽視できない。
△1 パー(牝4、松浦聡志厩舎)は遠征帰りでダメージが気になるところだが、2走前に園田FCスプリントで2着に入った実績をふまえてもスピードは現級上位。気分よく先行できれば残り目がある。
△11 スマートメイス(牡6、有馬澄男厩舎)は少し粘りを欠いている現状だが、今回は外枠でハナにこだわる必要はなく、序盤でうまく脚をためて運ぶことができれば巻き返しが期待できる。
<おすすめの買い目>
馬単 4→8・9・3・1・11(5点)
3連単(1軸流し) 4→8・9・3・1・11(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)