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新馬戦圧巻ネッサローズの連勝か「セレクトゴールド第1戦」（名古屋競馬）

9月6日（水）の名古屋競馬メイン第11レースはJRA認定「セレクトゴールド第1戦」（2歳・名古屋所属馬限定、名古屋競馬場1500メートル）。

今年の2歳馬初のJRA認定競走に好素材が集まり、注目度高い一戦だ。キャリアが浅く、力関係がまだハッキリしておらず波乱要素十分だが、厩舎関係者の評価が高い◎5 ネッサローズ（牝、安部幸夫厩舎）を狙い撃ちしたい。新馬戦勝ちしただけのキャリア1戦馬だが、見どころがつまった走りで大きくアピールした。騎手が落馬しそうになるほどスタートでつまずいたが、二の脚の速さであっさり主導権を奪い返して先制する非凡なスピードを披露。そしてバネが効いた弾むような走りでリズミカルに駆け、直線半ばからは流して6日現在、今年の新馬戦の一番時計となる55秒0を堂々マークした。「背中が柔らかくて乗り味がいいね」とコンビを組む名手・丸野勝虎騎手が将来性を買う1頭だ。相手強化に初距離など不安要素は尽きないが、早い段階からここを目標に追い切り本数をこなし、ゆったりとしたローテーションで備えたのは厩舎サイドの期待度の高さの表れ。スター候補の登竜門レースでデビュー2連勝を仕留めるか。

転入馬○3 ニジイロハーピー（牝、角田輝也厩舎）の取捨選択も鍵だ。未勝利の身ながらレベルの高い北海道で2着2回の実力派は、地方向きの高い先行力があるのも売り。最終追い切りで上々の動きを見せただけにいきなり要警戒が必要だ。

実績ナンバーワンはただ1頭の3勝馬▲1 リンクビーナス（牝、榎屋充厩舎）。前走は4着に失速したが、放牧明けで初の1500メートル戦でもあった。ひと叩きされ、距離も2走目と上積みがあることから当然前進が期待できる。

同タイプは多いが、注文通り主導権を握ればしぶとい△4 ハーピークオーレ（牝、角田輝也厩舎）も馬券に欠かせない。