兵庫
2023年09月01日
自己条件でメイショウオリジンが逃げ切る「そのたん生誕10周年記念」(園田競馬)
9月1日(金)の園田競馬メイン第11レースに「そのたん生誕10周年記念」(C1、園田競馬場820メートル)が行われる。
◎6 メイショウオリジン(牝4、野田忍厩舎)の前走はB1〜C1の混合戦で逃げ粘って2着。C1のこの馬は51キロと斤量面で恵まれていたとはいえ、格上相手に臆せずハナから行けた点は収穫だった。今回は54キロに戻り前走のような楽な逃げにはならないかもしれないが、それでも行ききってしまえば勝ち負けになる。
○8 テクノエクスプレス(牡3、飯田良弘厩舎)は820メートルに特化してから出遅れた2走前を除いて堅実に走っている。近走は差す競馬も板に付いてきており、安定感が増してきた。時計的には大差なく逆転を狙える。
▲9 ヒナタレディー(牝3、長倉功厩舎)はワンターン戦3度目になるが、初出走戦では9馬身差の圧勝。前回は、のちにB2を逃げ切った快速馬カンタウッドテールの2着に入っておりスピード能力は高い。前走は3コーナーで早々と失速してしまったが、距離短縮で巻き返しを狙う。
☆4 ウポポイ(牝5、茂崎正善厩舎)はスタートこそあまり速くないが、二の脚がついてからの加速力は評価できる。相手なりに走れるタイプで今回も大きく崩れることはなさそうだ。
△2 サンアーバイン(牝4、長南和宏厩舎)は初めての820メートル戦で一気の距離短縮になる。近走は現級上位のブエラフェルテやデザートスターと互角に走っており能力はC1でトップクラス。少し掛かりぎみに走る気性もプラスに出そうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)