笠松
2023年09月01日
特別戦なら力上位ストームドッグ「初紅葉オープン」(笠松競馬)
9月1日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「初紅葉オープン」(A級1組、笠松競馬場1800メートル)。
自己条件に戻れば、現在の笠松ナンバーワン馬◎3 ストームドッグ(セン6、森山英雄厩舎)が勝利をものにする。前走のくろゆり賞もそうだったが、重賞では善戦止まり。しかし転入後、自己条件のA級戦では4戦3勝、2着1回とパーフェクト連対を誇る。しかもくろゆり賞は5着に留まったが0秒8差と大きく負けておらず、内で窮屈な位置取り、レースを強いられる不利も影響した。中1週での参戦で、中間は軽めの追い切りながらデキは変わっていない。地元勢同士との戦いに変わり、素早く反撃だ。
強敵は○1 アルバーシャ(牡5、今津博之厩舎)。相変わらず強さを発揮し続ける名古屋からの出張馬で、芝ながら中央2勝クラスで2着入着がある。ただ500キロを優に超える大型馬で、トビが大きく本質的には芝が合うタイプ。転入初戦の名古屋A級3組特別は力でねじ伏せたが、地元よりも小回りで直線が短い初の笠松。最内枠1枠からどうさばくかがポイントになる。
▲7 レッドロムルス(牡5、後藤佑耶厩舎)は見直したい1頭。前走はあおったスタートが影響しリズムに乗りきれず、転入後初めて連対を外した。五分のスタートを決めれば勝ち負けしていい。
ベテラン△4 ヒシハムザリバー(牡8、加藤幸保厩舎)の一発にも注意が必要。A級1組初参戦だが、夏場が得意で調子を上げている。
(文/中部地方競馬記者クラブ)