兵庫
2023年09月08日
活きのいい3歳馬シンゼンイトサンが中心「そのだライオンズクラブ杯」(園田競馬)
8日(金)の園田競馬メイン第11レースに「そのだライオンズクラブ杯」(C2、園田競馬場820メートル)が行われる。
◎8 シンゼンイトサン(牝3、石橋満厩舎)の前走は820メートルで初めて着外に敗れたが、発馬が決まらずに位置取りを悪くして末脚不発に終わってしまった。3走前のようにハナを切る競馬がベストだが、2番手でも追走できる。発馬が決まれば勝ち負け可能で、9日から高知で期間限定騎乗(騎乗は17日以降の予定)を行う長尾翼玖騎手にとっても腕の見せ所になる。
○11 ウェブタイザン(牡4、碇清次郎厩舎)は前走の勝ち時計こそ平凡だったが、手応えには余裕がありまだ時計を詰められそう。もまれ弱いタイプで引き続き外枠を引いた点は大きい。調子の良さも際立っており、昇級戦でも上位を狙える。
▲4 フレーズバニーユ(牝5、北野真弘厩舎)はこのメンバーならトップクラスのスピードを誇るが、スタートで置かれてしまう面が課題で成績にもムラがある。今週から復帰した田中学騎手が引き続き騎乗できる点は心強く、今回もスタートを決めて前で運べるかどうかだろう。
☆3 リュヌダムール(牝5、小牧毅厩舎)は820メートル初出走になるが、テンの速さはここでも引けを取らず、C2降級を機に復活がありそうだ。
△7 ボンホープ(牡8、田中範雄厩舎)はテンから無理に動かさず、脚をためる競馬ができれば一発を狙える。
△12 セブンマイル(牡7、土屋洋之厩舎)は引き続き820メートル戦で前進を狙う。末脚の切れ味はここでも引けを取らず、大外枠に入ったこともプラスに出そうだ。
<おすすめの買い目>
馬単 8→11・4・3・7・12(5点)
3連単(1軸流し) 8→11・4・3・7・12(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)