笠松
2023年09月26日
当地3戦連続連対中のアイリーライフ「オータムアタック」(笠松競馬)
9月26日(火)の笠松競馬メイン第9レースは「オータムアタック」(B・C級、笠松競馬場1600メートル、笠松所属馬限定)。
上位馬の評価差わずかで激戦モードだが、転入後3戦オール連対中と底を見せていない◎1 アイリーライフ(牝5、後藤佑耶厩舎)が中心だ。スタートが甘いなど課題はあるものの、先行力が高く、なおかつ末脚もしっかりしているセンス馬。2走前こそ唯一の敗戦を喫して半馬身差2着に留まったが、勝ち馬は当地5戦4勝を誇った1番人気馬。相手が強かったとも分析できる。事実、昇級2戦目の前走のB級8組を中団から鋭く抜け出し2馬身差をつけて完勝で飾っている。前走同様に、2戦無敗の主戦・渡邊竜也騎手とのコンビ結成もプラス要因。好調のライバルは多いがV最短の存在だ。
先行勢のペースなら○7 ハニーメモリー(牝4、後藤佑耶厩舎)に再度出番が到来。2走前にデビュー以来初めての逃げに出て力強く押し切ると、前走は難敵ぞろいのB級1組特別でも半馬身差2着に逃げ粘った。先行策で新境地を見いだしており、追い切りも動いて依然好気配。マイペースの駆けに持ち込めば押し切りが狙える。
前走シンガリ大敗した▲9 パワースカイ(牡5、加藤幸保厩舎)は見直しが必要な1頭。スタートひと息で、不利な後方からの位置取りを余儀なくされ、レースの流れに乗れていなかった。200メートル距離が延長し、8戦3勝、2着1回の当地マイル戦にも変わり、反撃が期待できる。
B級昇級後、特別戦では善戦止まりも5戦3勝と決め脚シャープな△2 スギノバベル(セン4、水野善太厩舎)も一撃を秘める。
(文/中部地方競馬記者クラブ)