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ミニアチュール三冠濃厚「不来方賞」（水沢競馬）

3日（日）水沢競馬メイン第12レースは岩手クラシック三冠目「第55回不来方賞」（3歳、水沢競馬場2000メートル）。

◎8 ミニアチュール（牝、佐藤祐司厩舎）は北海道2勝から転入後、破竹の7連勝中。ダイヤモンドカップ、東北優駿（岩手ダービー）の二冠を制し、ひまわり賞（オークス）も圧勝。3歳トップを独走しています。すでに水沢2000メートルも東北優駿完勝で経験済み。史上初の牝馬によるクラシック三冠制覇へ向け、万全の態勢で臨みます。

○5 リッキーナイト（牡、板垣吉則厩舎）は南関東から再転入後、岩手二冠を含めて3戦連続でミニアチュールの2着確保し、ナンバー2の座を堅持。短期放牧後、やまびこ賞から復帰しましたが、痛恨の出遅れ。大敗11着に終わりましたが、評価ダウンは早計。ひと叩きされた今回、次位は譲れないところです。

▲2 ルーンファクター（牡、千葉幸喜厩舎）は北海道1勝、南関東2勝、佐賀3戦を経て転入。やまびこ賞は7番人気でしたが、最後方から鮮やかなまくりを決めて快勝。周囲を驚かせました。水沢でも驚異の末脚を再現できるかがカギですが、一躍注目の的となりました。

△3 プルタオルネ（牡、村上実厩舎）は芝の地方全国交流・オパールカップ3着から岩手入り。やまびこ賞から始動しましたが、後方のまま10着。案外の結果でしたが、実力は船橋・平和賞優勝で折り紙付き。

△9 マツリダワールド（牡、菅原勲厩舎）は前回快勝を含めて1勝、2着4回。3歳を迎えてひと皮むけました。

△4 セイグッドラック（牡、佐々木由則厩舎）はやまびこ賞7着でしたが、重賞2度目で変わり身が見込めます。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　8→5・2・3（3点）
3連単（フォーメーション）　8→2・3・5→2・3・4・5・9（12点）

（文／松尾康司）