岩手
2023年09月05日
最内枠ラブロックの巻き返しか「ブラッドストーン賞」(水沢競馬)
5日(火)水沢競馬メイン第12レースは「ブラッドストーン賞」(B1級一組、水沢競馬場1600メートル)。
◎1 ラブロック(牡6、関本浩司厩舎)は2戦連続で掲示板外に沈みましたが、自分の競馬ができなかったのが敗因。出鼻を叩かれた上、ハイペースにも泣いた印象でした。今回は6頭立ての少頭数に加え、絶好の1番枠。多少マークが厳しくなっても、先手を取れれば強じんな粘りを発揮。3戦ぶりに首位を奪回するチャンスを迎えました。
○6 リリーアロー(牡4、伊藤和厩舎)は中央未勝利ながらダートで2着1回、3着3回。昨年11月に転入し、移籍5戦目を快勝してシーズンを終了しました。今季はなかなかエンジンがかかりませんでしたが、実戦を使われながら徐々に良化。5月からは2勝、2着2回で4戦連続連対を果たしました。前走は6着止まりでしたが、気配落ちなく反撃必至。
▲3 サンエイコンドル(牡4、佐藤浩一厩舎)は南関東C1から今年4月に転入し、3戦目から3連勝をマーク。その後は足踏みが続いていますが、前走・秋桜賞は1400メートルの忙しい競馬が合わず5着も仕方なし。ゆったりと流れるマイル戦に替わり巻き返しに転じます。
△5 ハイアキュレイト(牡4、酒井仁厩舎)は先行力と粘りが身上。転入後は16戦して掲示板外に沈んだのは3度のみで、12戦は3着以内にまとめています。盛岡もこなしますが、本質的には小回りの水沢向き。流れ込みの可能性は十分ありえます。
△2 フェイダウェイ(牡5、佐々木由則厩舎)は今年5月のメイカップ快勝も含めて早々と3勝を荒稼ぎ。B1昇級後は3着1回が最高ですが、レース運び次第で突破できます。
松尾康司