笠松
2023年09月13日
外枠でメイショウセントレの反撃期待「日和田高原特別」(笠松競馬)
9月13日(水)の笠松競馬メイン第11レースは「日和田高原特別」(B級1組、笠松競馬場1400メートル)。
上位馬の評価差わずかで激戦Vバトルだが、◎10 メイショウセントレ(牡6、栗本陽一厩舎)の巻き返しを狙いたい。B級1組特別2連勝を狙った前走は勝負どころの3コーナー過ぎに脚色が鈍り、そのまま失速。まさかの4着に終わった。勝ち馬が連勝中でメキメキ力を蓄える好調馬だったのもあるが、好位2番手につけるため、スタート直後に脚を使ったロスが響いたのでないだろうか。2走前の同条件では速いペースの中、2番手から鮮やかに抜け出して快勝している。前走から200メートル距離が短縮した今回の1400メートル戦は【7・2・1・7】と得意舞台でもある。しかも、内枠から大外8枠スタートに変わって、ライバルの動向を見てレースも組み立てやすい。流れに乗ったレース運びで素早く反撃だ。
2走前の同条件ではメイショウセントレに1馬身届かず2着に終わったが、○9 パワースカイ(牡5、加藤幸保厩舎)は近況、走りに安定感がある。メンバー、流れを問わずしぶとく脚を伸ばして、4戦連続連対中と好調モード。ここも持ち前の堅実ランで勝ち負け必至。
穴は実力派▲6 クレールアドレ(牝4、伊藤勝好厩舎)。近2走は12、11着と大敗するが、2走前はA級戦で前走はダートグレード挑戦と敗因は強敵相手と明らか。3走前の同条件では3着に食い込んでいるように、自己条件に戻れば話は別。差し脚が生きる流れになれば一撃が可能。
近走、好位キープから決まって脚を伸ばす△4 プレリュードノート(セン5、加藤幸保厩舎)の好調さも軽視禁物だ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)