兵庫
2023年09月13日
スピード自慢ミストルティンが押し切る「神河町カーミン特別」(園田競馬)
13日(水)の園田競馬メイン第11レースに「神河町カーミン特別」(A2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎7 ミストルティン(牡4、新子雅司厩舎)は6月に戦列復帰してから3戦3勝。前走は直線で軽くムチを入れる程度で完勝しており、まだまだ余力を感じさせる。今回は昇級戦で少頭数ながら相手は一気に骨っぽくなったが、近走の時計を比較しても力は一枚上。重賞を5勝した姉のステラモナークに続く活躍をするべく、ここも通過点にしたい。
○4 ウインドケーヴ(牡4、柏原誠路厩舎)は目下7連勝。沈むようなフォームで1走ごとに力強さを増している印象だ。昇級戦で速いペースに対応できるかどうかが鍵になるが、今回は少頭数で極端に速いペースになることは考えづらく、ミストルティンをマークして直線で接戦に持ち込めると逆転の可能性がある。
▲6 グリーンシアター(牝4、飯田良弘厩舎)は2走前の復帰戦で大きく馬体を減らしていたが、前走は休養前とほぼ変わらない馬体まで回復して、強烈な末脚を披露した。人気馬のなかでは後ろからの競馬になりそうだが、切れ味は高く評価したい。
☆5 エイシンディーデイ(牡5、橋本忠明厩舎)は転入初戦が1年半ぶりの実戦だったが、後方から追い込み届かず7着だった。それでも上がり最速の末脚を繰り出しており、素質の片りんを示した。母は重賞で活躍したエーシンクールディという良血馬で調子さえ取り戻せば好走可能。レースを1度使われてどこまで前進できるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)