笠松
2023年09月15日
連続連対伸ばすかヒロシゲウェーブ「紅葉月特別」(笠松競馬)
9月15日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「紅葉月特別」(A級2組、笠松競馬場1400メートル)。
得意の笠松出張戦へ、再び矛先を向けてきた◎8 ヒロシゲウェーブ(セン7、今津博之厩舎)がもちろんV筆頭だ。待望の重賞初制覇だった6月の飛山濃水杯を含めて、笠松遠征では2勝、2着2回とパーフェクト連対を誇る。しかも4戦すべてがA級1組か重賞と価値ある走り。名古屋所属ながら“超”がつく笠松巧者の1頭である。差し馬有利に働くこともある地元より、直線が短く小回りで、砂の軽い笠松の馬場が、セールスポイントの先行力にフィット。前走の重賞・ベイスプリントは3着に留まったが、レースがしにくい内めの枠ながら3着まで追い上げたのも力の証し。追い切りをしっかり消化して臨むのも買い材料でもちろん勝ち負けだ。
○4 メテオスウォーム(牡7、笹野博司厩舎)は前走短距離920メートルながら、ヒロシゲウェーブに先着を果たした。外枠スタートもプラス要因だったが、重賞銀メダルは値打ち十分。再度先行態勢に持ち込んで、ライバルをしりぞけたい。
差し脚好調な▲2 エイシンヌウシペツ(牝4、笹野博司厩舎)もV圏内。転入後、5走連続して馬券貢献。レースがうまく安定感がある。前走のA級2組特別では2番手から早めの抜け出しで3馬身快勝と地力アップを示した。実質オープンとも言える今シリーズの2組だが、連勝は十分。
前走シンガリ大敗を喫した△7 コモレビキラリ(牝5、加藤幸保厩舎)だが条件緩和での変わり身に注意したい。
(文/中部地方競馬記者クラブ)