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飛躍の秋へ向けイグナイターが格の違い見せる「園田チャレンジカップ」（園田競馬）

15日（金）の園田競馬メイン第11レースに「第20回園田チャレンジカップ」（3歳以上定量、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎6 イグナイター（牡5、新子雅司厩舎）が秋初戦を迎える。メイチの仕上げで挑んださきたま杯JpnII制覇から3カ月半が経過したが、中間は北海道で充電期間を過ごしており、念願のJpnI制覇を目指して順調に仕上げられている。兵庫ではこれまでレース間隔が90日を超えると実戦形式に似たゲート試験が必要だったが、今年の春から120日に延びており、ゲート検査を使うことなくこのレースに出走できる点が大きい。次走予定のマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIにつながるレースをするだろう。

○2 アポロティアモ（牡6、高知・田中守厩舎）は高知で重賞3連勝を含み5連勝中。気の勝ったタイプで地元の1900メートル重賞・珊瑚冠賞ではなく1400メートルの園田チャレンジカップへの遠征が決まった。黒潮スプリンターズカップではイグナイターに差をつけられており逆転は厳しそうだが、少頭数でもまれる心配もなく、好位から抜け出しを狙う。

▲5 ダノンジャスティス（セン7、高知・別府真司厩舎）は昨年の逃げ切りが鮮やかだったが、今年は一気に相手が強化された。しかし園田は過去6回出走しているように馬場適性の高さは証明済み。地元のレースをたたいてから参戦してきたローテーションは昨年と同じで、近走不振でも侮れない。

☆8 プレイヤーズハイ（牡7、小牧毅厩舎）は1月の白銀争覇以来の重賞出走になるが、その時はスタートでつまずくアクシデントがありながら、レース最速の末脚を使って3着と見せ場を作った。その後も未勝利ながら8戦して3着4回など崩れておらず、ここでも上位に食い込む力を秘めている。

△1 ダノングリスター（セン7、高知・別府真司厩舎）は高知へ転入して今回が重賞初挑戦になる。高知では10戦して2勝だが、徐々に馬場や環境に慣れたのか行きっぷりが良くなっており近走は好走を続けている。JRAのオープンで走っていた実績を考えても軽視はできない。