岩手
2023年09月19日
降級有利なシナモンロール「セプテンバーカップ」(盛岡競馬)
19日(火)の盛岡競馬メイン第9レースは「セプテンバーカップ」(B2、盛岡競馬場芝1700メートル)。
◎3 シナモンロール(牝4、高橋純厩舎)は中央芝1200メートル2着3回から兵庫、金沢を経て転入。ダートもこなしますが、盛岡芝で好走。B1・浜木綿賞は実質A級のメンバーでしたが、4着に健闘。続く盛岡芝マイル戦で2着を確保しました。通算未勝利ですが、芝・ダートで2着6回。クラスもB2級へ下がり、初勝利を手にするチャンス。
○8 ナンベイコー(牝4、瀬戸幸一厩舎)は今季の芝こけら落とし戦だったB2・芝1600メートルを4馬身差で逃げ切って完勝。ジュライカップで1番人気に支持されましたが、出遅れが致命傷となって5着。以降2戦は4着止まりでしたが、今回は待ちに待った舞台。逃げにこだわるタイプではないのも強みです。
▲5 エクスポーネント(牡7、高橋純厩舎)はひと頃、精彩を欠いていましたが、前走3着で再び上昇ムード。盛岡芝は3戦して3着2回。5走前のジュライカップでナンベイコーに先着し3着を確保しました。先行激化なら一気に突き抜けるシーンまで。
△6 マウントゴールド(牡10、齋藤雄一厩舎)は中央芝5勝。チャレンジカップGIIIで2着を確保し、昨年も重賞・いしがきマイラーズで2着。名古屋から再転入後は年齢的な衰えが見え隠れしますが、B2降格でメンバーが大幅に緩和。
△12 ロックオンエイム(牝5、佐藤浩一厩舎)はデビュー2戦目の中山芝2000メートルを快勝。盛岡芝2戦とも着外ですが、今回の条件ベスト。
△1 デンジャーマン(牡5、齋藤雄一厩舎)は中央1勝クラスで芝を4度経験。一発を秘めています。
(文/松尾康司)