兵庫
2023年09月22日
ナムラコマチとエイシンシュトルムの再戦ムード「はないち尼崎・西宮カップ」(園田競馬)
22日(金)の園田競馬メイン第11レースに「はないち尼崎・西宮カップ」(A2B1、園田競馬場1230メートル)が行われる。
8月30日に行われたA2B1特別の再戦ムードだが、◎1 ナムラコマチ(牝5、玉垣光章厩舎)の逆転を期待する。前走は内でじっくり脚をためて、勝負どころでもうまく馬群をさばいたが、転入初戦のエイシンシュトルムの末脚に屈した。今回は対戦2度目で相手の力量は把握しており、前走のように簡単にまくられることはないだろう。斤量が2キロ差から3キロ差になっており、巻き返し可能だ。
○9 エイシンシュトルム(牡4、渡瀬寛彰厩舎)は転入初戦が鮮やかな差し切り勝ちで強烈な印象を残した。58キロを背負うのは初めてで克服できるかどうかが鍵になるが、490キロ台の馬体で斤量泣きするタイプではなさそうだ。連勝の可能性は十分ある。
▲10 タガノオボロ(牝6、新子雅司厩舎)は逃げあるのみ。今回は何が何でもハナへ行く馬がおらず、自分のペースで逃げられそうだ。減量騎手で好走実績が多いが、前走は定量戦で最後までしぶとく粘ったように気にする必要はない。
☆7 アフィラトゥーラ(牡6、松浦聡志厩舎)は転入してから連続3着と好走を続けている。今回は初めての1230メートル戦になるが、折り合い面を考えるとプラスに出る可能性が高く、一発を狙える。
△5 フローラルドレス(牝6、石橋満厩舎)はハイレベルだった前走に比べると今回は戦いやすいメンバーになった。2走前のJRA1勝クラスとの交流で見せた末脚を再現できれば好走可能だ。
△8 スナークスター(セン7、木村健厩舎)はホライゾネットを着用してから連続3着と好調が続いている。今回も展開次第にはなりそうだが、決め手勝負になると引けを取らない。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)