ばんえい
2023年09月24日
世代戦ならキングフェスタが主役「銀河賞」(ばんえい帯広競馬)
9月24日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第31回銀河賞」(4歳)が行われます。
4歳シーズン二冠目の重賞です。最軽量が710キロのシンエイアロイ、720キロがホクセイウンカイ(牡、松井浩文厩舎)、トワイチロの2頭、730キロがヤマノコーネル、クリスタルコルド(牡、西弘美厩舎)の2頭、740キロがヤマカツエース、750キロがキングフェスタ、ヘッチャラ、ツガルノヒロイモノの3頭で、最大重量差は40キロと大きくついています。別定戦ですが、重賞6勝のキングフェスタにとって、有力ライバルと同重量での出走は恵まれた条件といえます。
◎7 キングフェスタ(牡、小北栄一厩舎)750キロを本命に推します。今季は7戦4勝と大事に使われているキングフェスタですが、そのうちの1勝が4歳シーズン3冠の第1弾・柏林賞です。前走のマロニエ賞はメムロボブサップこそ不在でしたが、アオノブラック、メジロゴーリキ、オーシャンウイナーと豪華なメンバーが揃った一戦でした。スタートから果敢に先行し、障害は4番手に仕掛け、ひと腰先頭でまとめると一気に後続を離して一人旅、その強さを改めて見せつけています。4歳限定戦の今回は最大40キロ差とハンデは大きいですが、当面の敵となるヘッチャラ、ツガルノヒロイモノと同重量ならここは素直に相手探しの一戦となります。
○5 ヘッチャラ(牡、鈴木邦哉厩舎)750キロが対抗です。キングフェスタと同重量の750キロでの出走はいかにも厳しいですが、キングフェスタが不在の前走のはまなす賞では、障害を先頭で越えると、差なく続いたヤマカツエースとの激しい叩き合いとなり、昨年迄のヘッチャラならここで競り負けていましたが、一歩も引かずに競り勝ったのは力をつけた証といえます。
▲6 ヤマカツエース(牡、金田勇厩舎)740キロが3番手です。第1弾の柏林賞はキングフェスタの3着、前走のはまなす賞もヘッチャラの2着と勝てないレースが続いていますが、勝ち馬が王者キングフェスタ、ナンバー2のヘッチャラなら健闘といえます。今回は両馬と10キロ軽い重量ならチャンスがあります。
(文/小寺雄司)