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態勢万全キラットダイヤ「ヴィーナススプリント」（盛岡競馬）

24日（日）盛岡競馬メイン第10レースは牝馬重賞「第10回ヴィーナススプリント」（3歳以上牝馬、盛岡競馬場ダート1200メートル）。

◎9 キラットダイヤ（牝6、板垣吉則厩舎）は2年連続で最優秀短距離馬に選ばれた名うてのスプリンター。JBCスプリントJpnI・10着後、南関東へ移籍。約5カ月半の休養から船橋1200メートル戦4着から里帰り。早池峰スーパースプリント3連覇の偉業を達成しました。同じく3連覇を狙って岩鷲賞へ駒を進めましたが、まさかの3着に終わりました。その後は千葉の牧場に移動してリフレッシュ。今回は約2カ月半ぶりの実戦ですが、休み明けをそれほど苦にするタイプではないですし、絶好の追い切りを消化して万全の態勢で臨みます。

○2 トーセンキャロル（牝4、佐藤浩一厩舎）は昨年、ひまわり賞（オークス）、OROオータムティアラの牝馬二冠を獲得。その後は精彩を欠いたため、今季2戦目から短距離に路線変更。岩鷲賞では驚異的な上がりを披露して完勝しました。続くクラスターカップJpnIIIは相手が強く14着も仕方なし。仮にヴィーナススプリントも制するなら最優秀短距離馬の可能性も高くなりそうです。

▲7 アップテンペスト（牝4、佐藤雅彦厩舎）は笠松から再転入後、1勝、2着3回。前走850メートル戦を快勝して待望の白星をゲット。折り合いをつけて上記2頭に割って入るシーンまで。

△5 セイシークエンス（牝4、佐々木由則厩舎）は成績どおり5勝をマークする盛岡が主戦場。

△6 ノースリュシオル（牝5、三野宮通厩舎）は強烈なまくり脚が身上とし展開有利。

△1 ボーンブレジーヌ（牝6、千葉幸喜厩舎）は前走を勝って勢いに乗っています。