佐賀
2023年09月24日
アラジンバローズ地方初戦の重賞制覇なるか「鳥栖大賞」(佐賀競馬)
24日(日)佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第2回鳥栖大賞」(地方全国交流、佐賀競馬場2000メートル)。
◎9 アラジンバローズ(セン6、兵庫・新子雅司厩舎)は、JRAではダート中距離で4勝を挙げ、昨年12月にオープン入り。その後は6戦して勝ち星はありませんが、3度馬券圏内へ進出しています。今回が兵庫転入初戦ですが、佐賀へと遠征してきました。先行力もあり、地方ダートをこなせれば初戦から優勝争いとなりそうです。
○11 ヒストリーメイカー(牡9、手島勝利厩舎)は、2月の佐賀転入初戦で白鷺賞(姫路2000メートル)を勝利して以降、なかなか2勝目を挙げられませんが、直近の佐賀での3戦はいずれも重賞で2着を確保しています。今回は地方全国交流戦となりますが、佐賀限定戦とは道中のペースが変わり、この馬の経験がより活きる形となるかもしれません。
▲2 デュープロセス(牡7、大井・福永敏厩舎)は、JRA所属時は19年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIII(園田1400メートル)を勝利した以降は勝ち星がありませんが、近走でもオープンや重賞で勝ち馬から1秒前後で走っていました。前走のサンタアニタトロフィー(8月2日、大井1600メートル)が大井転入初戦で9着でしたが、今回は相手関係が楽になり、浮上が期待されます。
そのほか、佐賀3歳三冠路線でロータスクラウン賞を勝った△4 ブレイブアモーレ(牡3、手島勝利厩舎)と、佐賀皐月賞を勝った△7 ネオシエル(牡3、真島元徳厩舎)の3歳馬2頭と、昨年の鳥栖大賞で佐賀最先着(6着)だった△5 ドゥラリュール(セン10、真島元徳厩舎)らにも上位争いを期待したいところです。
(文/上妻輝行)