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勢いある3歳馬トーホウランボ「カシオペア座特別」（名古屋競馬）

10月3日（火）の名古屋競馬メイン第12レースは「カシオペア座特別」（B級1組、名古屋競馬場1700メートル）。

上位馬の評価差わずかで激戦模様。しかし3歳馬◎6 トーホウランボ（牝3、原口次夫厩舎）のフレッシュパワーに一番魅力を感じる。古馬との一般格付け初戦は強敵ぞろいのB級1組特別への編成。決して楽な戦いではないが、それを補って余りある好調さと勢いがこの馬にある。2走前にはレベルの高い中央条件交流戦を好位から直線鮮やかに仕留めて頭へ抜き抜ければ、前走の3歳特別もしっかり2着を確保。差し馬有利の馬場状況を生かした勝ち馬の切れに屈したものの、2番手から早めに先頭に立つ積極策で、デビュー以来初の1700メートル戦の距離で見せ場十分の走りで大きくアピールした。距離2走目は上積み材料のうえ、何より上り詰める勢いと好調さがある。初の古馬対戦もフレッシュパワーで粉砕したい。

○10 クロステック（牡4、藤ケ崎一人厩舎）も上り調子。転入戦こそ伸び悩んで3着に留まったが、その後4走連続連対中。特に前走はテン乗りになったが、レベルの高いジョッキー競走（YJSトライアルラウンド名古屋第2戦）を豪快に差し切り、中央1勝馬の底力を改めて披露した。軌道に乗ってきたムードがあり、B級1組特別でもの期待は当然。

前走、A級5組特別で3/4馬身差2着に堂々粘り込んだ▲1 グランディス（セン5、今津勝之厩舎）は降級の利がある。勝ちみの遅いタイプだが好位確保からの堅実差しに定評があり、高い評価が欠かせない。

△12 サンマッハ（セン5、角田輝也厩舎）は強さとモロさは同居するが、もまれにくい外枠スタートに1700メートル戦と好走条件がそろった。一撃に要警戒。