岩手
2023年10月29日
目下3連勝コモリリーガルが決める「プリンセスカップ」(盛岡競馬)
29日(日)盛岡競馬メイン第12レースは“グランダム・ジャパン2023”2歳シーズン「第39回プリンセスカップ」(2歳牝馬、盛岡競馬場ダート1400メートル)。
◎14 コモリリーガル(北海道・米川昇厩舎)は実戦を使われながらレース勘を身につけ、目下3連勝。初遠征となった園田プリンセスカップも4コーナー先頭から押し切って完勝しました。今回は未経験の左回り克服が課題ですが、ワンターンならさほど影響なし。むしろ前走で遠征も問題なかったことが心強い材料です。今回もきっちり勝利をモノにして暫定首位の座を盤石にしたいところでしょう。
○2 プレストマーヴェル(北海道・田中淳司厩舎)は門別1000メートルの新馬戦を快勝。2戦目は出遅れもこたえて7着に終わりましたが、3戦目のスピネル特別でコンマ1秒差3着。先着を許した1、2着馬は重賞でも活躍し、結果的にハイレベルの争いと判断して間違いありません。成績は安定しませんが、脚質的に盛岡コースが合う可能性大。逆転首位を狙います。
▲9 サウスヴィル(北海道・柳澤好美厩舎)はデビュー3戦目で鮮やかな直線抜け出しを決めて快勝。1戦置いてフローラルカップでは早めまくりを敢行。結果は4着でしたが、見せ場を十分作りました。先行激化で一気台頭まで。
△6 カリフィア(櫻田康二厩舎)はデビュー戦の芝1000メートルを完勝直後に放牧。帰郷2戦は伸びを欠きましたが、走り頃の休み明け3戦目。
△1 セイバイラック(佐々木由則厩舎)は初ダートの前走を圧勝。時計が速くなれば再現十分。
△12 コンバットスプーン(三野宮通厩舎)は相手なりに駆ける堅実さが身上。
(文/松尾康司)