岩手
2023年10月09日
カフェファラオ堂々連覇へ「マイルチャンピオンシップ南部杯」(盛岡競馬)
9日(祝・月)盛岡競馬メイン第12レースは「第36回マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI」(盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎2 カフェファラオ(牡6、JRA・堀宣行厩舎)は昨年の覇者。その後は海外遠征を敢行。サウジカップGIはパンサラッサの0秒2差3着。ドバイワールドカップGIは4コーナーで前がカットされる不利。結果12着も仕方なしでした。安田記念GIを使ってマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIは昨年と同じステップ。内2番枠に入ったのが微妙ですが、ベストの条件で2連覇に王手をかけました。
○3 レモンポップ(牡5、JRA・田中博康厩舎)はデビュー2連勝後、長期休養を余儀なくされ出世が遅れましたが、今年、根岸ステークスGIII、フェブラリーステークスGIを連勝。勢いを駆ってドバイゴールデンシャヒーンGIに遠征しましたが、1200メートルも短すぎて10着。初めて連対を外しましたが、貴重な経験になったはず。ドバイ以来の実戦でもアッサリまで。
▲9 ジオグリフ(牡4、JRA・木村哲也厩舎)は昨年の皐月賞GI馬。昨年暮れから海外遠征を試み、サウジカップGIは生涯初のダートでしたが、見せ場を作って4着。ドバイワールドカップGIは11着に終わって帰国戦の宝塚記念GI・9着。地方ダートは未経験ですが、ドレフォン産駒なら問題なし。
△12 イグナイター(牡5、兵庫・新子雅司厩舎)はダートグレード3勝。昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIでは直線インから伸びて0秒2差4着。休み明けを使って状態アップは確実。
△1 タガノビューティー(牡6、JRA・西園正都厩舎)は相手なりに駆ける堅実派。かしわ記念JpnIで2着を確保しました。脚取りが乱れた前走は度外視。
△7 ノットゥルノ(牡4、JRA・音無秀孝厩舎)は今年3戦とも着外ですが、実績は引けを取りません。
(文/松尾康司)