ばんえい
2023年10月09日
ツガルノヒロイモノ対タカナミ「疾風賞」(ばんえい帯広競馬)
9日(祝・月)のばんえい帯広競馬メイン第11レースに「疾風賞」(3歳以上選抜定量)が行われます。
体重1トンを超える巨大なばん馬が力ではなく速力を競います。ファンからも人気が高い、直線200メートルを“止まったら負け”の超がつくスピードレース。年明けに実施されるスピードスター賞の予選です。近走成績は度外視でき、今回はツガルノヒロイモノとタカナミとの一騎打ちといえます。
◎5 ツガルノヒロイモノ(牡4、長部幸光厩舎)490キロは、スピードレース初挑戦となりますが、そのスピードには定評があり、障害も巧者。200メートルを一気に駆け抜けるには、パワーとスタミナ、騎乗する騎手の度胸も重要なファクターとなりますが、鈴木恵介騎手なら文句なしです。
○3 タカナミ(牡5、金山明彦厩舎)500キロは、昨季、予選・地吹雪賞でブラックサファイアを1秒0抑えて1着、スピードスター賞は46秒4の好タイムでキングフェスタの3着はこのメンバーに入れば大威張りできる実績。西将太騎手は強気な騎乗スタイルで今年も勝ち負けです。
▲1 マルホンリョウダイ(牡5、金田勇厩舎)500キロが3番手です。スピードレース初挑戦ですが、時計の競馬を得意としています。ツガルノヒロイモノとタカナミに割って入るとしたらこの馬でしょう。
(文/小寺雄司)