null

素質馬ミストルティンの巻き返しを狙う「DASH観音寺特別」（園田競馬）

13日（金）の園田競馬メイン第11レースに「DASH観音寺特別」（A2、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎1 ミストルティン（牡4、新子雅司厩舎）は前走4着に敗れて連勝が3で止まってしまったが、砂を被って嫌がり、折り合いを欠いてしまったことが敗因。A2に昇級して相手が一気に強化された影響もあったが、キャリアの浅さが出てしまった。今回は発馬を五分に切れば逃げ可能な組み合わせで、十分に巻き返せる。

○6 エイシンシュトルム（牡4、渡瀬寛彰厩舎）の前走は道中の手応えこそ2走前同様に良かったが、懸念された58キロが結果的に響いて転入初戦のように末脚さく裂とはいかなかった。今回はA2単独で斤量が56キロになったことは好材料。追い比べになれば逆転を狙える。

▲5 アフィラトゥーラ（牡6、松浦聡志厩舎）は毎回あまり人気にならないが、しまいの伸びは確実。前走は3コーナーで少しゴチャついて仕掛けが遅れたが、それでも内から鋭く伸びて、エイシンシュトルムと互角の末脚を発揮していた。今回は吉村智洋騎手が騎乗しており、前進がありそうだ。

☆4 ワーイズオーバー（牡5、保利良平厩舎）の前走は少頭数のスローペースで勝ち時計こそ平凡だったが、上がり3ハロンは38秒台でここに入っても遜色のない時計を出している。勝ち負けとなると展開の助けが必要だろうが、軽視できない1頭だ。

△8 トウケイタンホイザ（牡6、有馬澄男厩舎）はこれまでの先行策から末脚勝負にシフトチェンジして、前走は3着と見せ場を作った。こちらも展開の助けが必要にはなるが、レースを使いつつ調子を上げていることも確かで警戒しておきたい。