兵庫
2023年10月06日
大混戦ムードだが安定感あるエイシンペペロミアを信頼「ニッカン菊園特別」(園田競馬)
6日(金)の園田競馬メイン第11レースに「ニッカン菊園特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎3 エイシンペペロミア(牝3、木村健厩舎)は道中ズブい面があり理想は1700メートルになるが、今回は適当なレースがなく、1400メートルに出走してきた。それでも以前に比べると砂を被っても嫌がる面は解消されつつあり、さらにブリンカーを着用したことで集中力も増してきた。以前は外枠が必須だったが、今なら内枠でも心配無用。先行馬もそろっておりこの馬の末脚を信頼する。
○12 ベラジオホープ(セン5、栗林徹治厩舎)は逃げ候補の1頭。今回は大外枠を引いており序盤で脚を使われそうだ。それでもこのメンバーならハナか2番手には収まりそうで、マイペースで運ぶことができる。前残りを警戒したい。
▲5 ヨハネスボーイ(牡6、坂本和也厩舎)はこれまで逃げ一辺倒のイメージだったが、近走は控えるかたちになっても最後まで脚を使っており、大崩れがなくなった。前走は直線で挟まれる不利がありながら掲示板を外しておらず、スムーズだったら3着以内はあった。安定感で狙うならこの馬か。
3カ月半ぶりの☆2 グリーナリー(牡6、高本友芳厩舎)は夏負けが尾を引いており本調子とは言えないが、B2に降級しており実力上位の存在。先行勢が速くなれば、エイシンペペロミア同様に末脚がはまるか。
△1 ニシノウール(牡3、山口浩幸厩舎)は骨っぽい相手に勝ち上がった前走を見ても地力強化がうかがえる。今回は最内枠でハナに立てば理想的だが、外のベラジオホープが速そうで控えても問題ない。
△10 ピンクマルガリータ(牝4、保利良平厩舎)は佐々木世麗騎手と初コンビ。すんなり先行できるかたちがベストで、2キロ減の恩恵は大きそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)