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好素質ミヤギヴァリアントの重賞制覇か「若駒賞」（盛岡競馬）

15日（日）の盛岡競馬メイン第11レースは、2歳重賞「第43回若駒賞」（2歳、盛岡競馬場ダート1600メートル）。1着馬から3着馬に地方全国交流・南部駒賞の優先出走権が与えられます。

◎6 ミヤギヴァリアント（牡、菅原勲厩舎）はデビュー戦を圧勝し、好発進を決めましたが、2戦目は後のネクストスター盛岡も順当勝ちを収めたフジユージーンが相手。2着完敗も仕方なしでした。その後は約2カ月の休養を経て復帰。鮮やかなまくりを決め、能力の高さを誇示しました。牡馬にしては細身の体がネックですが、伸びしろは十分。ひと叩きされた変わり身も見込め、重賞制覇に王手をかけました。

○2 ミヤギシリウス（牝、畠山信一厩舎）はケンタッキーダービーGI、ドバイワールドカップGIを制したアニマルキングダム産駒。日本における初年度産駒で、デビュー戦は芝にも戸惑って4着でしたが、2戦目の水沢1300メートルを圧勝。続いてネクストスター盛岡に挑戦して4着。この経験が今回に生きるのは確実です。

▲5 エイシンノクターン（牝、櫻田康二厩舎）はデビュー2戦目から2連勝をマークしてネクストスター盛岡へ挑戦。大幅に相手が強化されましたが、5着を確保。小柄な牝馬ですが、勝負根性には一目。

△1 ビッグサララルーフ（牝、伊藤和厩舎）もデビュー2戦目から2連勝。前走のネクストスター盛岡は7着でしたが、重賞2度目で着順アップは確実。

△7 ユウユウジラソーレ（牝、飯田弘道厩舎）は出走メンバー最多のレースキャリア。未勝利ながら2着4回、3着2回。近走安定も強調材料。

△4 リノグロワール（牝、佐藤敏彦厩舎）は相手強化ですが、前走圧勝で弾みがつきました。