兵庫
2023年10月19日
メイプルシスターが自己条件で必勝誓う「日本酒で乾杯のまち多可町特別」(園田競馬)
19日(木)の園田競馬メイン第11レースに「日本酒で乾杯のまち多可町特別」(A2B1、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎6 メイプルシスター(牝4、大山寿文厩舎)は園田FCスプリントを制した後に地方全国交流の習志野きらっとスプリントに挑戦して、前々で粘り込んで7着に善戦した。今回と同じ1230メートルで行われる20日の兵庫ゴールドカップは出走枠に入らなかったが、初めて経験する距離でもあり、自己条件のA2で出走する方が賢明だろう。ハナにはこだわらず2番手でも競馬ができる馬だけに距離も対応できると見た。ここを勝ってオープン入りを狙う。
○8 デンコウハピネス(牝7、尾林幸二厩舎)は昨年の2月に兵庫へ転入してから、2走前に園田でようやく初勝利を挙げたが、前走は相手強化でゴール前に脚が止まった。それでも勝負どころの手応えは悪くなく、時計は縮めていた。現状は1230メートルが最も力を発揮できるようだ。今回は前走のような強敵が不在で、決め手を発揮できる。
▲3 パー(牝4、松浦聡志厩舎)は3走前に園田FCスプリントでメイプルシスターの2着に入った。テンの速さを生かせるワンターンの方が適性は高そうだが、今回は絶好の内枠に入っており主導権を奪える。楽に逃げられるようだと残り目がある。
☆4 フローラルドレス(牝6、石橋満厩舎)はA2になるとワンパンチ足りない印象だが、3走前のJRA1勝クラス交流・武庫川特別で2着に入ったときの末脚は強烈だった。前走と同じ1230メートル戦で慣れが見込める。
△1 スナークスター(セン7、木村健厩舎)はホライゾネットを着用した3走前から3連続で3着と勝利まであと一歩。少頭数でうまく馬群をさばければ逆転までありそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)