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休み明けでも実績馬2頭に注目「パンジー特別」（名古屋競馬）

11月2日（木）の名古屋競馬メイン第12レースは「パンジー特別」（A級2組、名古屋競馬場1500メートル）。

勝ち負けレベルの馬は多いが、重賞戦線で好勝負を演じる◎9 コンビーノ（牝4、竹下直人厩舎）、○1 ブンブンマル（牡5、川西毅厩舎）の実績派2頭がもちろん熱視線を浴びそうだ。コンビーノはタイトルこそないが、昨年の岐阜金賞、秋の鞍で連続銀メダル獲得。今夏のトリトン争覇でもブリーザフレスカの2着に食い込むなど、重賞に手が届くところまで力を蓄えている。ポイントはひと息入った3カ月ぶりの復帰戦だが、前走のトリトン争覇で3カ月のブランクを克服するなど、久々を苦にしないタイプ。仕上がり途上面はあるものの、いきなり力を発揮できるのではないか。一方、ブンブンマルは重賞V4のキャリアを誇る。2週連続で好追い切りを連発し、好仕上がりをアピールするが、今回はブランクの大きい8カ月半ぶりの実戦になる。しかも内枠よりも外枠時に好走が多く、もまれ弱いタイプ。対抗評価に留めたい。

人気の2頭がともに差しタイプで、一角崩しがあるとすれば先行勢の前残りか。▲11 ベガスストリップ（牝5、角田輝也厩舎）は成績いまいちの1700メートル戦となった前走では4着に留まっており、200メートルの距離短縮を大歓迎。中間は追い切りも強化し、先行力、粘りアップが期待できそうだ。

勝ちみは遅いが、相手なりに走れる堅実派△3 ハクサンスプリング（牡5、櫻井今朝利厩舎）も3連単候補に欠かせない。