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伸びゆく3歳馬チュウワモーニングに注目「ディアナ賞」（名古屋競馬）

11月15日（水）の名古屋競馬メイン第9レースはJRA交流「名古屋CC ディアナ賞」（A級3組・中央1勝クラス、名古屋競馬場1500メートル）。

地元勢が走り慣れた1500メートル戦だが、1勝クラスの交流戦は中央勢優位の流れが続いている。ひと息入った実戦で、初の地方遠征と手探り面は多いが、伸びゆく3歳馬◎9 チュウワモーニング（牝3、JRA・小崎憲厩舎）から狙いたい。デビューから芝では掲示板止まりだったが、ダートに矛先を向けた2走前に鮮やかに変身。中団キープから早めの抜け出しで待望のデビュー初勝利を飾った。最大のポイントは約3カ月の休養明けも、1週前の坂路4ハロンの追い切りで50秒台の絶好ラップをマークするなど、素軽いフットワークを再三披露。臨戦態勢が整ったムードだ。何より手ごろな相手との対戦に変わる初の地方遠征。名古屋の第一人者・岡部誠騎手の起用も陣営の意気込みの表れの1つ。2勝目へ、大きな期待がかかる。

逆転候補は多いが、その筆頭は○1 ツウカイアペックス（牡5、JRA・千田輝彦厩舎）。中央では未勝利も1勝クラスでコンスタントに1秒前後の好勝負を演じる安定勢力。1枠スタートをうまくさばければ頭狙いが可能。

▲5 クールココナヒメ（牝4、JRA・松下武士厩舎）は4走前の姫路遠征は3着に終わったが地方向きの先行力を持つのが大きな魅力。デビュー2戦目に中央で初勝利を上げたセンス馬で能力は高い。すんなり先行態勢に持ち込めば押し切り十分。

地元勢では△2 ゴールドスノー（牝4、塚田隆男厩舎）に注目。前走は超短距離の920メートル戦で差し届かず5着に留まったが、しぶとい走りが戻ってきた近況。マークシートの3連単欄には塗りたい1頭だ。