兵庫
2023年11月08日
5連勝を狙うメイショウシマト「宝塚温泉開湯800年特別」(園田競馬)
8日(水)の園田競馬メイン第11レースに「宝塚温泉開湯800年特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎11 メイショウシマト(牡5、長倉功厩舎)は4連勝中。前走は着差こそ僅かだったが、ゴール前は激しく追うことなく図ったように差し切っており、着差以上に強い内容だった。夏場を休養に充てたことで以前よりもパワーを増しており、本格化の域に近づいてきた。今回は外枠、57キロを背負っており条件は厳しくなるが、強敵は見当たらず連勝を伸ばせる。
○12 サンドストーム(牡6、飯田良弘厩舎)は3カ月半ぶりの前走で強敵ホテルカリホルニアに敗れたが、後方から追い込んで2着を確保した。今回も1頭強力な相手がいるが、前走の走破時計通りに走ればかなわない相手ではない。今回は前走から1キロ軽い56キロになり、さらに主戦の吉村智洋騎手が戻ってきており、好材料が多い。
▲1 マンテーニャ(牡5、柏原誠路厩舎)は昨年にB2からB1を3連勝していた時の勢いが感じられないが、今回は間隔を空けて坂路で乗り込んできており一変が見込める。鞍上には下原理騎手を押さえてきたことからも勝負気配がうかがえる。馬体が絞れてズブい面が解消されていれば巻き返せる。
☆6 エイシンリヒト(牡5、坂本和也厩舎)は夏休み明けの2走前が案外だったが、叩き2走目の前走で本来の逃げる競馬ができ、メイショウシマトからコンマ3秒差の3着に粘った。今回も単騎逃げ濃厚で引き続きチャンスがありそうだ。
△8 ガミラスジャクソン(牡6、大塚信次厩舎)は前走のように追い比べになると分が悪い。前々で競馬ができれば好走可能。
△10 バーゲニングパワー(牡6、尾林幸二厩舎)は位置取り不問だが、今回の相手だと前で運ぶことができそうだ。外枠を引いた点は気になるが、前走だけではまだ見限れない。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)