null

ウインハピネスの相手探し「アレグロオープン」（笠松競馬）

11月8日（水）の笠松競馬メイン第10レースは「アレグロオープン」（A級1組、笠松競馬場1900メートル）。

ブランクのある復帰戦を力でねじ伏せた◎3 ウインハピネス（牡8、森山英雄厩舎）が、もちろん主役だ。7カ月ぶりの休養明け初戦となった前走は、明らかに距離不足の1400メートル戦。しかし差し馬向きの速い流れになったとは言え、後方から手ごたえよく外を回って上昇し、1番人気のストームドッグらを相手に自慢の決め脚で直線一気に仕留めてみせた。改めて笠松古馬頂点に立つ力とプライドをアピールした走りだった。8歳馬で年齢的な大きな上積みはないが、中間もしっかり調教、追い切りを消化し、順調そのもの。なにより1900メートル戦は8戦4勝、2、3着各2回と絶好の舞台。現在、当地オープン特別は出走機会6連勝中。控える目標の重賞戦線へ、きっちり勝利を飾って向かいたい。

ポイントはウインハピネスの相手探し。力差わずかで横一線も、地力ある名古屋勢にやはり魅力を感じる。ひと息入ったローテーションだが上り馬○5 ペップセ（牝3、今津勝之厩舎）のフレッシュパワーをなかでも上位視したい。当地ではクイーンカップ、岐阜金賞の重賞勝利を含め、3戦無敗。好位差しを勝ちパターンとする同馬にとって小回りで馬場が軽いコース特性がぴったり合う好ステージのようだ。

▲1 ルテリブル（牡4、榎屋充厩舎）も約3カ月ぶりの休養明け初戦だが、連発する好追い切りからいきなり力を発揮できそうだ。