ばんえい
2023年11月11日
前走快勝テッチャンの連勝濃厚「摩周湖特別」(ばんえい帯広競馬)
11月11日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「摩周湖特別」(A2級-1組)が行われます。
前開催のA2級-1組混合・夕刊フジ杯を強い競馬で勝っているテッチャンを筆頭に、同レースから3着ジェイホースワンなど4頭、A2級-2組から3着ロングビユウテイ(牝6、西弘美厩舎)、6着コウシュハハイジーなど4頭、B1級-1組から1着アサゾラの9頭立てです。重量が前走時よりも夕刊フジ杯組が10キロから15キロ、A2級-2組が平場戦のため、前走から40キロから50キロ増での出走となっており、当日の馬場状態を考量すると夕刊フジ杯の上位馬が主流となります。
◎7 テッチャン(牡4、岩本利春厩舎)720キロを本命に推します。出走メンバー9頭のうち今季最多の6勝を挙げています。馬場状態に左右されない強みが持ち味で、前走自己条件に戻っての一戦でしたが、スタートから逃げるブルーレジーナ、ジャパントップが仕掛けてからも、じっくりと溜めて5番手で障害を切り直線で鋭く伸び、結果2着ホクセイウンカイに2秒7差をつけて勝利。タイム差以上に強いレース内容でした。
○3 ジェイホースワン(牡4、坂本東一厩舎)715キロが対抗です。夕刊フジ杯はテッチャンの3着と好調を維持しています。スタートダッシュがつかずに後方からの競馬となっていましたが、近走はそれも修正され、前走も大きく遅れずに障害も4番手で切り、直線ではテッチャン、ホクセイウンカイと叩き合いをしており、勝ち切れないまでも見せ場十分なレースといえます。
▲6 コウシュハハイジー(牝6、大友栄人厩舎)705キロが3番手です。前走のA2級-2組では、減量騎手の起用でしたが、障害の仕掛けのタイミングが合わずに止まっており、敗因ははっきりしています。今回は乗り慣れた渡来心路騎手に替わっての変わり身に期待が掛かります。
(文/小寺雄司)