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格上位ダイヤカツヒメが主役「クインカップ」（ばんえい帯広競馬）

11月12日（日）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第48回クインカップ」（4歳牝馬）が行われます。

別定戦で、最軽量が690キロのスーパーシンデレラなど3頭、700キロがホクセイサクランボやスイ（服部義幸厩舎）など5頭、トップハンデが710キロのダイヤカツヒメ、シンエイアロイの10頭立てで、最大重量差は20キロと微妙についています。牝馬限定戦だけに異なる路線からの出走馬ですが、参考になるの10月の紅バラ賞で、1着サツキヤッテマレ、2着スイ、3着シンエイアロイなど9頭と多く、紅バラ賞上位馬が主流をなしそうです。

◎2 ダイヤカツヒメ（久田守厩舎）710キロを本命に推します。好調馬揃いですが、世代限定なら格、力量ともに上位のダイヤカツヒメが主役で通ります。ばんえいオークスではスイに3秒7差をつけて重賞初優勝、ばんえいプリンセス賞ではシンエイアロイを押さえており、カーネーションカップではサクラヒメに20秒3の大差をつけて重賞2勝目を挙げています。ここはハンデ頭ですが、脚抜きの良い馬場ならスピードで押し切れます。

○1 シンエイアロイ（久田守厩舎）710キロが対抗です。今季は4勝を挙げています。ここまで重賞では、ナナカマド賞など5度挑戦していますが無冠です。パワーで押し切るタイプではなく、直線での切れ味で勝負する馬。ここは4歳牝馬限定戦でスタートから流れは速くなるのは必至。直線での叩き合いの展開になったときには確実に伸びてくる末脚自慢です。

▲6 サツキヤッテマレ（金田勇厩舎）700キロが3番手です。紅バラ賞の勝ち馬で、前哨戦のために有力馬も後ろからの競馬となっていましたが、障害を先頭で通過し、後続の追い上げをしのいだのは成長した証。当時からトップハンデの2頭と重量差が詰まるここは正念場となりそうです。