佐賀
2023年11月12日
ブレイブアモーレ古馬重賞初勝利なるか「九州大賞典」(佐賀競馬)
12日(日)佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第25回九州大賞典」(佐賀競馬場2500メートル)。
◎5 ブレイブアモーレ(牡3、手島勝利厩舎)は、3歳重賞では3走前のロータスクラウン賞(8月13日、2000メートル)など2勝を挙げ、古馬相手でも前々走の鳥栖大賞(9月24日、2000メートル)で佐賀最先着のヒストリーメイカー(3着)にコンマ3秒差の5着と健闘しています。前走のB級特別は楽勝し、再び重賞挑戦となりましたが、優勝争いも十分期待できそうです。
○1 タガノファジョーロ(牡7、九日俊光厩舎)は、2月にB級特別で佐賀初勝利を挙げると、そこから8戦連続で馬券圏内を確保し、前々走の佐賀王冠賞(7月9日、2000メートル)で重賞初勝利と、安定した成績を残しています。昨年の九州大賞典では勝ったグレイトパールには力量差を見せられた2着でしたが、今年は優勝まで狙えそうです。
▲4 サトノプライム(牡9、真島元徳厩舎)は、前走の国見岳特別(10月29日、2000メートル)では後方2番手でしたが3コーナーから徐々に前との差を詰め、直線外から一気に伸びてタガノファジョーロに1馬身(コンマ2秒)差を付け佐賀初勝利を挙げました。佐賀2500メートルはこの九州大賞典のみ年1回の施行ですが、この馬は南関東での2400メートル超の経験が豊富です。鞍上にこの12日から佐賀での期間限定騎乗を開始する石川倭騎手を迎え、このレースに照準を合わせてきました。
△3 ビートザウイングス(セン6、中川竜馬厩舎)は、佐賀では3戦勝ち星がありませんが、鳥栖大賞4着などいずれも掲示板内は確保。ここでも上位争いに食い込んできそうです。
(文/上妻輝行)