岩手
2023年11月13日
好枠から逃げ切り狙うペインティトブルー「ノベンバーカップ」(盛岡競馬)
13日(月)盛岡競馬メイン第12レースは「ノベンバーカップ」(B2級、盛岡競馬場ダート1400メートル)。
◎1 ペインティトブルー(牝3、瀬戸幸一厩舎)は中央未勝利から転入後、5戦4勝。3走前は2着に敗れましたが、2連勝で軌道修正。B2昇級も難なくクリアしました。控える競馬もこなしますが、ベストは逃げの戦法。願ってもない1番枠を引き当て、マイペースの逃げに持ち込めるのは確実。3連勝に王手をかけました。
○2 フューチャーアゲン(牝3、小林俊彦厩舎)は中央ダート1000メートル3着1回から転入。未経験のダート1600メートル対応がカギでしたが、余裕で2連勝を飾りました。今回は好調メンバーがそろいましたが、距離短縮は望むところ。ペインティトブルーをマークするかたちでレースを進め、逆転首位まで十分。
▲4 エイシンハルニレ(牡6、畠山信一厩舎)は兵庫から再転入。初戦はA級戦6着でしたが、格付再編成により最下級へ降格。3勝、3着1回と地力の違いを見せつけています。3歳時に岩手で2重賞を制した格上馬。1400メートルも守備範囲ですから、2頭をまとめて負かすシーンまで。
△6 ギャレット(牡4、佐藤浩一厩舎)は昨年スランプに陥りましたが、今季1勝、2着1回。ようやく本来の動きを取り戻しました。本質的には芝向きですが、ダートも問題なし。流れが速くなれば決め手がさく裂。
△7 トーセンジンライム(牡7、酒井仁厩舎)は前回快勝。鮮やかなまくりを披露しました。展開に注文がつきますが、好調サイクルをキープ。
△9 エターナルルビー(牝5、三野宮通厩舎)は前走案外の結果ですが、それ以前は安定。
(文/松尾康司)