兵庫
2023年11月16日
摂津盃馬ツムタイザンが復帰戦を飾るか「加古川くつした特別」(園田競馬)
16日(木)の園田競馬メイン第11レースに「加古川くつした特別」(A1A2、園田競馬場1870メートル)が行われる。
◎1 ツムタイザン(牡5、木村健厩舎)が目標の園田金盃を目指して復帰戦を迎える。摂津盃を制した後は放牧へ出ていたが、仕上がりは順調。追い切りでは内へささる癖を出さないように外を回ってきたが、好時計を出しており順調に仕上がった。別定戦で最も重い58キロを背負うのは致し方ないが、力強く押し切るだろう。
○11 リバプールタウン(牡8、保利良平厩舎)は転入初戦が4コーナーで不利を受けて3着、前走は人気薄の軽量馬に逃げ切られて2着と少し不運な競馬が続いている。それでも上がりの脚は確実に使えており、もうひと押しがあれば勝ち負けになる。
▲4 ベストオブラック(牡5、柏原誠路厩舎)もリバプールタウンと同様に前走は軽量馬に逃げ切られたが、末脚の安定感はメンバー屈指。内枠もプラスで、展開ひとつで浮上できる。
☆2 ホクザンゴールド(牡4、橋本忠明厩舎)はA1との混合ではワンパンチ足りない印象だが、前走はメトセラ、エコロクラージュに次ぐ3着に入っており1戦ごとに力をつけている。今回は格上との混合で54キロになっており、一発を狙える。
△6 アズユーフィール(牡5、坂本和也厩舎)はJRA3勝クラスからの転入初戦。3勝クラスでは結果が出なかったが、1、2勝クラスでは好位から押し切って連勝していたように力を秘めている。能力検査では格下相手だったとはいえ出脚の良さを見せており、レースでも先行策に出るかもしれない。一発を警戒したい。
△8 シェナキング(牡5、山口浩幸厩舎)も前走は伏兵の逃げ切りに泣いた1頭。調子は上がってきており、今回も押さえておきたい。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)